2016年1月10日日曜日

TC-K555ESL 修理、、上位機種は故障箇所が多い


TC-K555ESLは1年以上前から故障していて放置してました^^;

メカに電源が供給されず、マイコン自体は生きていたということで

調べると抵抗ヒューズが切れていたらしい

これにたどり着くまで1年かかったとは・・・・

↑サービスマニュアルで確認


ということでシスコンを外してきました

抵抗ヒューズは画像一番奥ですね、レギュレーターの付近


これです


R775とR774は同じ部品か

今回はR774が切れてました

このせいで9Vのレギュレーターに電源が供給されず

メカが全く動かなくなっていた


これが外したヒューズ抵抗、、

ちなみに同じものがいくら探してもなかった

なので故障した時はシスコンが全てダメになりそうですが

隣と同じようにバイパスしました


↑外した画像ですが

現在はバイパス(スルー)してあります


こちらは今まで基板に水が付着して基板が腐食していると思ってたんですが



これ、、、確実に漏れてますね^^;


奥にも2本・・・

計4本漏れていてしかも、周囲はかなり腐食してました



紫色はオーディオコンデンサー?それとも普通?だったのか分かりませんが

今回はいつも通り普通のコンデンサーに交換します

1μF 50V です


まず古いものを外し、フラックスで洗浄しました



ということで4本交換しました

またパターンが一箇所切れかかってたのでバイパスしておきました


ということでシスコンとPB基板を元に戻して動作チェック

メカにも電源が供給され、再生音も綺麗になりました

無事修理は成功です

ちなみにDDのコンデンサーは入手当時すぐ交換したので今回はパスです

修理様子はこちらで紹介してます→http://terafh.blogspot.jp/2016/01/sonyesCassetteDeckMaintenance.html


ただ試したんですが録音がLチャンネル出来ない故障がありました

そういや入手当時から録音は壊れてました

今は再生専用として運用していきます



写真を見ていて気づいた人もいると思いますが

このデッキはインシュレーターが入手時からなかったんです^^;

これ案外不便でこのデッキは特にですが重いので運ぶのが大変で

インシュレーターがあると床とデッキの間に隙間があってそこに指を入れて持ちあげれるんですが

このデッキはそれが出来ない上にものすごく重たい

なので互換性のあるインシュレーターがあるなら入手したいですね


その他外観にも少し問題はありますが

音は最高のものでした

今まで入手したSONYデッキの中でダントツ一番ですね

低音の出がすごく他のデッキでは出ない音です

高音は少し低音に押されている感じですね、、これは少し残念

そういう意味ではTC-K333ESAのが良かったです


ということで今回はこの辺で


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